世界中の「働きたい会社ランキング」で常に上位にランクされるGoogleを社員エンゲージメントの高い会社にしたラズロ・ボック氏(元人事担当上級副社長)は、著書「Work Rules」でその秘訣を以下のように語っています。
◇ 必要なのは「社員は基本的に善良なものだ」とする信念
◇ グーグルの企業文化の特徴は「ミッション・透明性・発言権(風通し)」である
◇ 社員を信じて自由が主導する組織は、全ての社員から最高の洞察と情熱を活用できるため、弾力性に富み、成功を持続できる
◇ 社員ときちんと向き合うことは目的を達成する手段であり、目的そのものでもある
人事部と言う部署は評価や昇格、人事異動など社員にとって大切な部分に一定の権限を行使します。そのため責任も重いと自覚する必要があります。そのうえで社員がエンゲージメント高く働く魅力的な会社を作るために、「社員を信じてきちんと向き合う」ことが人事部員に求められる基本姿勢だと思います。人事部員の仕事は経営の重要な側面を担う仕事だという誇りを持って、魅力的な会社を作っていきましょう。