人事部の役割#3 適材適所の配置

 適材適所の配置は組合せの問題です。社員の能力と業務の組み合わせと、メンバー同士の特性の組み合わせがあります。社員の特性(長所と短所)を把握して活躍できる業務に従事してもらうことは能力と業務の組み合わせです。

 同時にチームとして成果を上げるために、メンバーの特性の組み合わせもあります。突破力のあるメンバーと分析力のあるメンバーを組み合わせる事などにより、個々の能力がかけ算でチームの成果に結びつくメンバー構成が求められます。

 女性活躍をはじめとする多様性は、この組み合わせのひとつの切り口となります。チームとして期待される成果を上げるために、多様な社員特性を組み合わせることが大切です。特に創造性やイノベーションを期待されるチームでは多様性の高いメンバー構成になるよう組み合わせることが重要でしょう。

人事部長F について

大手金融機関で人事業務を8年、うち人事部長を4年間務めきました。 人事部長として考えてきた人事戦略・人事運営に関する考えを このブログで発信していきます。
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