はじめまして

 はじめまして。人事部長Fと申します。わたしは金融機関で人事業務を8年、そのうち人事部長を4年間勤めました。

 わたしは30年ほど前に小さな証券会社に立ち上げから参画し、いずれは社長になるつもりでいかにその会社を大きくて存在感のある魅力的な会社にするかを考えてきました。小さな会社なので、どういうビジネスで儲けるかという経営戦略とともに、どういう人材に入社してもらいどう評価・処遇して活躍してもらうかという人事戦略を、同時に考える必要がありました。

 その後会社は合併をくり返して、現在は大手と言われる規模になりました。わたしが人事部長になったのは大きな会社になってからですが、当初小さな会社で経営者目線で人事戦略を考えていたことがとても役に立ちました。

 人事戦略の本質は経営そのものであり、人事制度・評価・処遇・人材登用はどういう人にどのように活躍してもらいたいかを表したものでなくてはなりません。それはその会社の規模や環境、そして経営が目指すものによって違います。その本質から離れて、やれ指名委員会だ、やれジョブ型だ、やれ人的資本だと言ってみても、ただの言葉遊びでは会社は良くなりません。

 このブログでは、社員のエンゲージメントを高めて会社の業績に資するような人事制度、人事運営、評価や処遇、登用などについて、わたしが考え実際にやってきたことを語ってみたいと思います。

 企業で人事関連業務に携わっている方はもちろん、経営者や経営戦略を考える役目の方、そしてこれから成長して活躍していく企業にお勤めの社員の皆様にも読んでいただけるとうれしいです。

人事部長F について

大手金融機関で人事業務を8年、うち人事部長を4年間務めきました。 人事部長として考えてきた人事戦略・人事運営に関する考えを このブログで発信していきます。
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